アーコール社は1940年代。曲げ木技術を使い、後にダイニングチェアのスタンダードにまでなるウィンザーシリーズを数多く世に送り出します。
アーコラーニは1950年代に今までのデザインに大きな改革をもたらします。
既存のウィンザーチェア技術やデザインを基に、さらに軽量で・丈夫でシンプルで、美しいデザインの椅子を製作します。
1956年にデザインされた『アーコールラブシート』(ERCOL LOVE SEAT)がその一つです。
アーコールラブシートは、背中に施された19本のスピンドルと曲げ木によって製作されたウィンザーボウ(背中)がとても美しいラインを描く名作です。
それまで一人掛けが主流であったウィンザーチェアを二人掛けにしたことも、当時としては斬新でした。
このアーコールラブシート(ERCOL LOVE SEAT)と同時にデザインされ発表されたのがアーコールプランクテーブル(PLANK TABLE)です。後に、発表されるバタフライチェアと大変相性の良いテーブルです。 ブログTOP に戻る
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