アーコールのOldカタログを開くと、よくライオンが商品紹介している。
このライオンには数々の知られざるストーリがあるのだ。
このライオンは、創業から間もなくアーコール(ercol)社のマスコットとして活躍し始める。
このライオンはどこから来たのか??
イギリス・ロンドンの中心部、『トラファルガー広場』』(Trafalgar Square)にこのライオンはいる。
ネルソン記念塔の下の4頭の獅子像がアーコールライオンのモデル。
この広場に東西南北に広がるストリートの入口にこのライオンの像が門番として座っている。
さらに、創設者であるルシアン・アーコラーニ氏の名前も由来の一つ。アーコラーニ、アーコラーニと何度かつぶやいていると、だんだんライオンになる??ということも。
そしていつの日か、ライオンはアーコラーニ氏の分身としてカタログや広告で活躍をしだす。
葉巻が大好きだったアーコラーニ氏をイメージして葉巻をくわえたアーコールライオン。
その後、『アーコール』社のシンボルとして会社のロゴにもなったアーコールライオンでしたが、時代ともにその姿を消してしまいました。
現在では、移り変わるアーコールライオンとロゴは、ビンテージ品の製作年代を探る一つのヒントになっています。
アーコールライオンと日本橋三越の関係。
実はこのTrafalgar Squareのライオン。アーコール社のシンボルライオンとなっただけではないのです。
実はご存知、日本橋に本店を構える百貨店『三越』。
『三越』にはライオン像があることは多くの方が知っている。このライオンも実は元をたどるとTrafalgar Squareのライオン。
平成23年10月5日より17日まで日本橋三越本店で『英国フェア』を開催する。
もちろん英国家具代表として『アーコール』家具も出展するのだが、『アーコールライオン』と『三越ライオン』がとても関係深い存在であるという、この因果関係を知ると、英国フェアのアーコールを違う意味で興味深く感じていただけることでしょう。
日本橋三越『英国フェア』に関しての詳細は『日本橋三越本店ホームページ』をご覧ください
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